Linux VM でサポートされる PV カーネル

Last Modified: 01/29/2013 at 18:33 | Release:

Avance の以前のリリースで提供されていた、Avance 用パッチが適用された Linux カーネルは、Avance リリース R3 との互換性がありません。このため、Avance リリース R3 および Citrix XenServer 6.0 と互換性のある Linux カーネルにアップデートする必要があります。

RHEL/CentOS 5.x の仮想マシンの場合

Red Hat および CentOS 5.4 またはそれ以降のバージョンで配布されているストック・カーネルを実行している Linux VM は、Avance と完全な互換性があります。このため、アップデートは不要です。

Red Hat and CentOS バージョン 5.0 ~ 5.3 で提供されていたカーネルは互換性がないため、アップデートする必要があります。また、以前のバージョン のAvance で提供されていた、Avance 用パッチが適用された Linux カーネルも互換性がないため、アップデートする必要があります。

5.x Linux カーネルのアップデート

お使いのカーネルに Avance/Xen との互換性がない場合、またはカーネルのバグ修正およびセキュリティ・アップデートのメリットを活かしたい場合は、Linux VM のカーネルを Linux ベンダ (Red Hat や CentOS など) が提供している最新版にアップデートすることを推奨します。

ステップ 1: カーネルをアップデートする Linux VM で、ルート権限のあるユーザとして次のコマンドを実行します。

# yum update kernel

注: 最新のカーネルのダウンロードとインストールを求めるプロンプトが表示されるので、 Yキーを押して、アップデートを追認します。

ステップ 2: VM を再起動して、カーネルのインストールを完了します。

RHEL/CentOS 4.x の仮想マシンの場合

重要: RedHat / CentOS 4.x の VM では、Avance リリース R3.x 用のパッチが適用されたカーネルを実行している必要があります。Avance リリース R2.x 用のパッチが適用された古いカーネルはサポートされないため、アップデートが必要になります。

バージョン 4.x の最新のカーネルへのアップデートとインストール

ステップ 1: カーネルをアップデートする Linux VM で、ルート権限のあるユーザとして次のコマンドを実行します。

ステップ 2:カーネルをアップデートする Linux VM で、ルート権限のあるユーザとして次のコマンドを実行します。

# rpm –i ––force rpm-file

注: コマンドのrpm-file の箇所を、ダウンロードしたカーネル RPM のファイル名に置き換えてください。

ステップ 3: 最後に VM を再起動して、カーネルのインストールを完了します。


*日本語版最終更新日:2012/12/14