物理マシン
Last Modified: 08/29/2012 at 8:02 | Release:Table of Contents
物理マシン(PM)・ページの概要
- States & Activities (状態と動作): Running (稼動中)、 Maintenance (保守モード)、Off (電源オフ状態)、Broken (故障状態)、Booting (起動中)、など
- 通常は Primary ノードがすべての VM を稼動しています。
- クリックして PM の保守を行います。
- ヘルプとトラブルシューティングです。
Avance ユニットは 2 台の物理マシン (PM) で構成されており、Avance Management Console の [Physical Machines] (物理マシン) ページから管理することができます。
- Avance Management Consoleで [Physical Machines] を選択します。
- PM を選択して、その状態や構成情報の参照、および保守を行うことができます。
- タブをクリックして、詳細な設定情報の参照や PM のファームウェア更新 (Dell および HP 製サーバのみ) を行います。
Avance Management Console が使用できない場合、Avance Emergency Console を使用して設定情報の一部を参照する、あるいは診断ファイルを展開して PM の障害のトラブルシューティングを行います。
- キーボードおよびモニタを PM に接続し、Return キーを押します。
- ログインの際の ユーザ名とパスワードは、共に「avance」 です。
- [Display system info]を選択し、 [OK] をクリックします。
物理マシンの管理
Avance は、以下で説明するようにPM の状態と動作に基づいてPM管理用の操作ボタンを表示します。
適切なワークフローを実行するために、PM の保守はすべて Avance Management Console から実行してください。別の方法での保守は、アプリケーションのダウンタイム、またはオペレーションへの悪影響を生じることがあります。
物理マシンの管理
Avance は、以下で説明するようにPM の状態と動作に基づいてPM管理用の操作ボタンを表示します。適切なワークフローを実行するために、PM の保守はすべて Avance Management Console から実行してください。別の方法での保守は、アプリケーションのダウンタイム、またはオペレーションへの悪影響を生じることがあります。
その他の PM の状態と動作
Avance のストレージの冗長性
Avance 仮想マシン・ボリューム
VM ボリューム (起動用およびデータ用) は、共有ミラーとして定義された Avance Storage Group に割り当てられます。Avance は、2 台の PM の論理ディスクをペアとして共有ミラー・グループを構成し、ペアにした論理ディスク間で VM ブロックの書き込みを同期的に複製します。
これによって、PM 間で RAID 1 ミラー (共有ミラー) を効果的に作成でき、どちらの PM も外部共有ストレージを用意することなく VM をホスト可能になります。さらに、1 つの PM の論理ディスクに障害が発生した場合でも、もう 1 台の PM 上のミラー・ストレージを使用して VM を稼動し続けることができます。Avance は、論理ディスクの修復あるいはアップグレードの後に自動で論理ディスクを再同期します。
VM が使用する論理ディスクを、シングル・ディスクあるいはマルチ・ディスクによる RAID 0 アレイとして構成することにより、PM のストレージ・コストを削減できます。
Avance システム・ボリューム (パーティション)
各物理マシンは、可用性の高い Avance システム・ボリューム (パーティション) をセットアップする必要があります。
Avance では、各物理ディスクが構成できるのは 1 つの論理ディスクだけで、複数の論理ディスクの一部となることはできません。保守の手順を簡素化するため、両方の PM における物理ディスクと論理ディスクを同一構成にしてください。